トヨタのプリウスって車がありますよね。
自然に優しいエコロジーでエコノミーな、
あの車です。
以前、読んだ雑誌か何かで(すいません雑誌名は、忘れてしまいました)
その車に乗っているかたが、いかにこの車が優れているのか、燃費がどうだとか、CO2の排出量がどうだとか、そして自分はいかに環境を大事にしているのかを、飲み屋で熱く語る話だったと思うのですが。 最後に、真剣に話を聞いている相手に、質問したんですね。
「ところで、あなたはどんな車に乗っているんですか?」
すると、答えは
「いやぁ、わたしは免許持っていないんで、いつも歩きなんですよ。」
ここで、このかたハッと気がつくんです。
いかに環境に優しい車に乗っていても、歩いている人にはかなわないってことを
いままで、熱く語っていた分だけ恥ずかしくなってくる。
こんな、笑い話みたいな話だったと思います。
ところで、子供の頃に住んでいた、昔の家って気密が悪くて、すきま風がピューピューで寒かったってことが、いまだに記憶に残っているわけですが、逆に考えれば風通しが良くってダニやカビとかが少なかったですね。
もちろん、いまどきの最新の住宅は、どんどん高性能になってきてます。
2003年7月より24時間換気システムが義務付けられました。
住宅が、どのように変わってきたかというと。
暖かい家が欲しい |
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高断熱高気密 |
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気密が良くなって住宅内部の空気が汚れる。 さらに、シックハウス問題が深刻となる。 |
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24時間換気システムの導入。 自然の素材を多用する。 |
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そして長持ちする家となってきてます。 |
一見いいことづくめのようですが、はたしてそうでしょうか?
昔の家は、風通しが良くカビやダニが発生しなかった。
軒の出は低く長く夏の陽射しをさえぎり、冬の陽射しは奥まで取り込み暖をとった。
昔の知恵こそが、パッシブソーラーの原点ではないでしょうか。
そして、自然の中で暮らすというのは、気持ちが豊かになって健康でいられるということを忘れてしまっている。 そんな自然の恵みに感謝です。
さて、岩見沢市にも環境問題に真剣に取り組んでいる会社があるのですね。
ソーラーネクスト(本社・岩見沢市)は、太陽熱集熱外壁パネル 「ソーラーウォール」とは、主に冬季の暖房用熱源として、カナダのコンサーバル社が開発した特殊アルミパネル(特許番号:第2675385号・第2846913号、日本総代理店 株式会社ロゴスシステムズ)です。 外の空気を太陽熱で暖め、給気用ファンで室内に取り込むという極めてシンプルな太陽熱利用システムで、NASAや南極の昭和基地などで使われております。 アメリカではCO2の削減のために、大統領令で政府の50万以上ある関連施設庁舎にソーラーウォールの導入を指示しています。 北海道のニュースサイト Brain News Network より引用【関連サイト】 ソーラーネクスト http://www.solarnext.jp 「減らそ。みんなで。CO2。」環のくらし〜地球温暖化防止をめざして〜 |
アトピーや喘息(ぜんそく)といったシックハウスを解消するのに、24時間換気システムだけで、本当に大丈夫なんでしょうか?
北海道では、依然として灯油に頼った暖房がほとんどです。
誰もが望む快適で健康な住宅。
自然の恵みを利用した太陽エネルギーを活用することは、アレルギーやシックハウス対策の新たな選択かもしれません。
さてさて、人間は、弱くなってるのかな?
最後は、無菌室で生活、てなことにならないようにしないとね。
次回のニュースは、赤ちゃんが、なめても安全な塗料の話を予定しています。
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